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2008年1月10日 (木)

 円高と円安の局面が顕著に現れた時、

株価に対する影響を推測し株価の方向を
決定しなければなりません。

「為替」が円高になるとニュース等のコメントでは「急激な円高」で「株式市
場は主力株中心に売られました」などと言うことをよく耳にします。

しかし、その後の株価をたどって見ますと、下げても直ぐに戻るか、それ以上
に高くなっているケースが多いのです。単純に「円高」イコール「株安」とい
う、ワンパターンの対応では、適切な投資判断とはいえません。

そこで具体的に「円高」「円安」の原因を理解し、その原因によって株価への
影響が異なることも覚えておきましょう。

投機的な動きで日本市場にマネーが流入してきていることが原因で
  「円高」になっている時 ⇒ 「株高」

日本経済が、成長過程にあり外国よりも経済の実力が評価されて
  「円高」になっている時 ⇒ 「株高」

外国、特にアメリカ経済が不況でドルが売られることによって
  「円高」になっている時 ⇒ 「株安」

アメリカをはじめ外国の経済が好調でドル買い先行で
  「円安」になっている時 ⇒ 「株高」

政府の「円高介入」によってドル高を是正して
  「円安」になっている時 ⇒ 「株安」

日本経済が不況で企業業績・財政 等に不安が生じて
  「円安」になっている時 ⇒ 「株安」

となります。

したがって、短絡的に「円高」だから企業輸出が減少して不況になり「株安」
となるとか、「円安」で輸出が盛んになり企業業績が好転するから「株高」
になると思うのは慎まなければなりません。

為替変動の内容を良く吟味し、実体を理解して投資の方針を決定することが
「株で勝つ」ための基本なのです。

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